脈診入門六部定位脈診法

脈診というと、指先感覚がとても大事。ある意味それは伝承不可能な領域で、出来ない人から見ると、出来る人が不思議に思える。野球の長嶋さんは、「来た球を打てば良いんだ！」とコーチしたらしいけど、凡人にはその感覚は分らない・・・。本書は、そんな不思議に満ちた奥義的、感覚的な脈診を、理路整然と整理して著述しています。もちろん感覚的なところも大切なのだろうが、まずは野村監督的に、基本的なデータを頭に入れておくことの方が大切だろう。そういう意味では万人向けする脈診の入門書です。