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森美術館問題と性暴力表現

, ポルノ被害と性暴力を考える会

によって ポルノ被害と性暴力を考える会
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内容紹介 「ポルノに被害者はない」として、表現の自由により保護されているポルノ表現。しかし、実際にはポルノ被害は生じている。美術館における性暴力表現に焦点を当て、女性や子どもの人権の立場から「芸術」を検証し、ポルノにより生じる被害を分析する。各紙で取り上げられた市民団体による異議申立てが待望の書籍に!【発行:不磨書房】 著者について イダヒロユキ(立命館大学大学院先端総合学術研究課非常勤講師) 梅山美智子(フリーライター) 岡野八代(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科・教員) 角田由紀子(弁護士) 西山千恵子(青山学院大学・慶應義塾大学非常勤講師) 前田 朗(東京造形大学教授) 宮口高枝(ヒューマン・サービスセンター理事/劣化ウラン廃絶港ネットワーク代表) 森田成也(駒澤大学・國學院大学非常勤講師) 宮本節子(フリー・ソーシャルワーカー) 横田千代子(社会福祉法人ベテスダ奉仕女母の家/婦人保健施設「いずみ寮」施設長)
森美術館問題と性暴力表現を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
森美術館で起きた、会田誠展での作品撤去要請の問題をまとめたものです。問題の経緯がわかるという点では、よくまとめらえた資料だと思います。その上で、撤去要請側の言い分しか収録されていないので、意図的とはいえ、読者をミスリードします。また、問題に対しても、ゆらぎがあります。撤去を要請したのは、ゾーニングされた場所での展示作品であり、これを認めてしまえば、ゾーニングされた中で、了解事項があったとしても、一部の人(例えば女性全般)に不快な表現が葬られることになります。そこには、アートが人間のある種の本質に迫る行為がさまたげられることになります。また、別の論者は、この問題を一般化しすぎてしまい、かえって焦点がぼやけています。ポルノグラフィ全般への批判というのは、別の問題ですし、女性をモノ化した表現の流通というのもまた、別の問題であり、同じ問題として扱うには無理があります。もちろん、これらの問題に対し、常に不快な思いをしている人々がいることは理解しますが、その上で、こうしたくくりかたは、かえって問題の本質を見えなくしていると思います。

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