Newton(ニュートン) 2015年 06 月号 [雑誌]無料ダウンロードkindle

Newton(ニュートン) 2015年 06 月号 [雑誌]

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内容紹介 定価、発売日等は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承下さい。 この雑誌について 科学の話題を面白くビジュアルに紹介
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Newtonスペシャルは、10人の科学者たちの協力で作成された細菌(バクテリア)のお話しです。これがとても重要なのです。まず、私たちの口には100種類の細菌が100億個住んでいます。皮膚には150種類1兆個。鼻腔や咽頭や喉頭にもコリネバクテリアなどがいて、尿道や性器にも常在菌がいます。強酸性の胃ですら日本人の半分にはピロリ菌がいます。特に細菌たちに人気があるのは腸で、十二指腸から直腸へと進むごとに増えていき、大腸に住んでいる細菌は100兆個以上になるそうです。そんな細菌たちですが、実は知らず知らずのうちに重要な働きをして私たちの命を支えているのです。免疫反応をつかどり、食物繊維を分解し、肥満防止にも関係しています。常在菌の分布は人によって異なり、指紋なみに違うということです。こんな細菌たちをもっと積極的に治療に使っていこうと研究している人たちもいます。そんな細菌たちのバランスを崩しているのは抗生物質の乱用。考えさせられます。納豆やヨーグルトやうまみ調味料などでも細菌たちは大活躍。CO2からメタンを作る研究も始まっています。NewtonらしいVisualなイラストが大活躍しているのが、第2特集の「細胞と生命のしくみ」。真核生物の細胞をこれほど見事に表現しているのはすごいです。解説も的確です。写真特集も秀逸なものが揃っています。まず、「アンドロメダ銀河の素顔」。2つの中心核をもつ珍しいこの銀河の特徴がよくわかります。世界最小の鳥であるハチドリや、サハラ砂漠の知られざる絶景もおススメです。実は、磁石は、日本人の科学者が大活躍してきた分野です。1917年のKS鋼の発明、1932年のMK鋼の発明、1930年のフェライト磁石、1982年のネオジム磁石の発明。これらは全て、日本人の発明です。「史上最強の磁石が切り開く未来」では、そんな日本人科学者たちの活躍を振り返りながら、磁石の原理や最新研究の状況について解説しています。会社の非正規な業務なのでタイムカードを押さずに自主的に実験を続けたという、ネオジム磁石を開発した佐川眞一博士のインタビューはとても印象的でした。ITERとは全く違う方式で核融合を実現しようとしているレーザー核融合の最前線の話は、おおげさではなく、人類の未来を左右するかもしれません。世界最大のスズメバチである「オオスズメバチ」は日本を代表するスズメバチです。哺乳類にとって極めて危険な形で進化してきたこのスズメバチの生態は、実は結構興味深いものがあります。恐竜の特集では、パキケファロサウルスという石頭を持つグループの最大種が取り上げられています。

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