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ソフトウェアテスト293の鉄則
本, Cem Kaner
によって Cem Kaner
4.9 5つ星のうち 8 人の読者
ファイルサイズ : 21.41 MB
商品説明 ときおり現れるソフトウェアの不具合は、我々にテストの重要性を改めて教えてくれる。しかし、そのテストは本当に意味のあるものなのだろうか。近年は専門のテストチームを持つ会社も増えてきたが、開発者がテスターを兼ねることの多い日本では、まだまだテストそのものを充分に掘り下げ、それぞれのケースにおけるベストプラクティスを見つけようと試みる機会が少ない気がしてならない。アーキテクチャの進化や開発サイクルの変化に対応し、柔軟かつ効果的にテスト方法を見直すのがベストなのだが、COBOL時代からの方法をそのまま使い続ける会社も決して少なくはないのが実際である。 本書にはタイトル通り293の「鉄則」が収められている。11章からなるが、章立ては読者に読む順番を強制するものではなく、むしろ重みのバラバラな「鉄則」をテーマごとに大きく括っている。決して通読が必須の本ではないし、ましてや「この本に沿って作業を進めれば君も一人前のテスト技術者だ」といったハウツーものでは決してない。一つひとつの「鉄則」を自分の関わったプロジェクトに当てはめ、自分の取ろうとしている手段が本当に正しいかどうかを顧みるきっかけとなる。 ソフトウェア開発やテストの経験が少ない人にはピンとこないかもしれない。しかし、ソフトウェアテストに意欲的に関わろうとしている人にとっては、入門書的だった『基本から学ぶソフトウェアテスト』から一歩進んで多くのヒントを得ることができる1冊だ。(大脇太一) メディア掲載レビューほか ソフトウェアテスト293の鉄則 テスト技法,グループ管理,技術者のキャリア,テスト戦略などソフトウエア開発のテスト工程をテーマに,293個の提言/教訓/ノウハウを“鉄則”としてまとめた書籍。「極端な条件でのバグはセキュリティ上の潜在的なリスク」「テスト計画は戦略,段取り,成果物の三位一体と心得よ」といった実践的なもの,「テストとは探求することだ」といった哲学めいたもの,「部下を残業で苦しめるな」という管理者へのアドバイスといったものまで,さまざまな鉄則を扱っている。もっとも,すべての鉄則に従う必要はなく,読み手の状況に応じて役に立ちそうなものを選ぶといいだろう。鉄則によっては,テストについてある程度の経験と知識がないと理解できないものもある。その意味で初心者より,テスト業務に携わる人,特に管理者レベルの人に向いている。日本におけるテスト事情を補足した訳注が親切で役に立つ。 ( 日経ソフトウエア) (日経ソフトウエア 2003/07/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) -- 日経BP企画 内容紹介 「本書のなかの小さな教訓のどれ一つをとっても1冊の本くらいの値打ちがある」 ―トム・デマルコ氏評 「テストはかくあるべし、といった仮定や従来の“理論”の見直しを迫る本だ」 ―エドワード・ヨードン氏評 ソフトウェアテスト分野の世界的ベストセラー「基本から学ぶソフトウェアテスト」の著者、CemKanerの新刊! 「本書のどのページを開いてみても、日々の仕事で遭遇する現実的な問題にどう対処したらよいかという、貴重なアドバイスが満載されている」「絶対読む価値があるだけでなく、常に手元に置いておきたい本だ」「長年の実務の経験からのみ得られる、黄金のように価値ある情報が一杯に詰まった本だ」―世界中のソフトウェア技術者の共感を呼んでいる、真に現場のテストに役立つ本がここに登場です。 ソフト開発プロセスの「テスト」という切り口から、ソフトウェア技術者の仕事の進め方のポイントを、切れ味鋭い293の教訓として整理したのが本書です。項目の1つ1つが短いコラムとしてまとまった、どこからでも読める金言集。ソフト開発の現場を知り尽くした著者でなければ書けない指摘が満載です。とくに開発者の人間的側面に焦点を合わせた記述に、ソフトウェア技術者の皆さんは思わずうなずいたり、考えさせられてしまうことでしょう。ソフトウェアテストの名著として評価の高い「基本から学ぶソフトウェアテスト」(Cem Kanerほか著)の姉妹誌です。 内容(「BOOK」データベースより) 世界中のソフトウェア技術者の共感を呼んでいる、開発現場から生まれた切れ味鋭い金言集。 内容(「MARC」データベースより) ソフトウェア開発に携わってきた著者らが、実際の経験をもとにソフトウェアテストにおける現場主義の対応方法を紹介。身近な状況に適用できる実践的な方法、より良いテストを実践する方法を示す。 著者について フロリダ工科大学コンピュータサイエンス科教授。技術やマネジメント、およびソフトウェア開発の法的側面にも造詣が深く、コンサルタントとしても活躍している。テスト技術分野の世界的ベストセラー『基本から学ぶソフトウェアテスト』(邦訳は日経BP社発行)の中心的な著者である。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) Kaner,Cem フロリダ工科大学コンピュータサイエンス科教授。技術やマネジメント、およびソフトウェア開発の法的側面にも造詣が深く、コンサルタントとしても活躍している Bach,James ソフトウェアテストと品質保証の専門企業Saticefice,Inc.の創業者であり、同時に主席コンサルタントを務める。Apple,Borlandなどシリコンバレーの著名企業でソフトウェア開発の経験を積んだ後、テスト技術の専門家として独立。Software Testing Labsのチーフサイエンティストも兼任している Pettichord,Bret 独立系のコンサルタントとして活動する傍ら、www.testinghotlist.comでSoftware Testing Hotlistの編集を担当している。Austin Workshop on Test Automationの創設者でもあり、数多くの執筆・講演活動をこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファイル名 : ソフトウェアテスト293の鉄則.pdf
ソフトウェアテスト293の鉄則を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
『基本から学ぶソフトウェアテスト…』に続いて凄い本が現れた。『基本から~』は、文字通り「テスターってなに?」というところから入る本だったのに対して、『293の鉄則』は一言で言えば実践ノウハウ集。もし、テストやテスターという言葉に馴染みがなければまずは『基本から~』を先に読まれることをお薦めする。すでに様々なプロジェクトが進行し、ソフトウェアの品質の低さに辟易しているとしたら、職種を問わず、まずこの本を手に取るべきだ。ざっと目を通すだけで、自分たちの問題点や誤った常識が次から次へと見つかるに違いない。個々のトピックがまさに鉄則、一つとして譲れない項目ばかり。よくある「100の○○」系の本のような薄っぺらな穴埋め項目がないのはその半端な数からもわかる。夢のような理論/理屈で読者をケムに巻くのではなく、「現実は甘くない、こう対処せよ」という実例や解決方法がぎゅぎゅっと濃縮されている。とにかく、ソフトウェアの品質管理や検証/テスト部隊には一冊(どころか人数分備えておくべき必読書なのは間違いない。
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